薬について
薬は病気を治したり、症状をやわらげてくれるものですが、おいしくない薬は飲みにくいものです。
当院では薬の採用時に必ず味見をして、子どもさんが服用しやすい薬を考え、飲ませ方の指導も行っております。

(1)抗生剤の適正使用を心がけます
以前は熱が出たら抗生剤を内服してもらうことが多かったのですが、 本来は必要なときに必要な分だけのむものです。
不必要な使用は医療費の高騰と耐性菌(抗生剤が効きにくい菌)の増加をまねいてしまいます。
当院では診察や検査結果で抗生剤が必要でないようであれば あまり処方しないようにしています。

(2)病気や薬の説明について
子どもの病気の診断は、難しく説明しにくいものです。
また、診療の基本として話をきくことが大切だと考えています。
当院では診察前の問診、診察後の病気や薬の説明などをきちんと行い、皆様が
安心して受診できるように心がけています。

(3)患者さんに優しく経済的な院内処方
当院では診察後、病院内でお薬をお渡ししています。(院内処方)
院外処方(調剤薬局で薬をもらう)にしている診療所が多くなってきていますが、 お子様を連れての移動という負担をなくす為、院内処方の形をとらせていただいています。